
ねぶた祭は一時期、カラス族問題がありました。カラス族とは、ハネトの正式な衣装ではなく、黒装束などの衣装でねぶたに参加し傍若無人な振る舞いをする人達の名称です。平成に入ると暴走族などがグループの中心となり、2000年には1万人にも増え、仲間同士の抗争、観客や警察への暴行と凶行がエスカレート。これに対し主催者側は2001年、ねぶたの一斉スタート、一斉終了という作戦を導入。青森県も迷惑行為等防止条例を施行し、事件にならなければ手が出せなかった警察も事件が起きる前に摘発、排除できるようにした結果、カラス族対策に効果があり、以降事件の件数は激減しました。現在ではねぶた祭りの治安はかなりよくなって、観光客の方も安心して楽しめますニ
ですが、以前に比べて祭りが盛り上がりがらなくなったのも事実でしょう。一般のハネトのホイッスル原則禁止など、要因は様々ですが祭り本来の盛り上がりは年々下がっているように思います。以前のような狂ったような盛り上がりはあまり見られず、ただハネトの衣装でテクテク歩いている姿も見られるようになりました。跳ねない元気の無いハネトは見ている側からすると、祭り自体にテンションの低い印象を与えます。もちろん、それでもねぶたの迫力やハネトの盛り上がりは他の地方の祭りに比べると群を抜くほどテンションが高く、国内では1・2を争うと思います。治安問題もあり難しい問題ですが、私個人の見解で言わせてもらえば、こういった地域の祭というものは「形骸化した行事」「観光客の為のお披露目」ではなく「市民の市民による市民の為の祭り」という基本を忘れないで盛り上がりたいものですマ